大鎌、睨んだ視線はアウトロー(大島に棲息する虫たち―オオカマキリ・ルリタテハ―)
令和2年10月11日。
秋の虫の歌があるように、鳴き声のある虫だけでなく、
静かに過ごす虫たちも島にはたくさんいます。
ちょうど良い具合に、目の前に姿を現してくれたやつらが居たので紹介したいです。
第1弾の記事はこちら。
https://kurashiisland.hatenablog.com/entry/2020/04/12/125730
第2弾の記事はこちら。
https://kurashiisland.hatenablog.com/entry/2020/04/23/210829
https://kurashiisland.hatenablog.com/entry/2020/05/16/085455
https://kurashiisland.hatenablog.com/entry/2020/06/13/134105
第5弾の記事はこちら。
https://kurashiisland.hatenablog.com/entry/2020/08/10/183520
第6弾の記事はこちら。
https://kurashiisland.hatenablog.com/entry/2020/08/13/110857
※虫が苦手な方はブラウザバックしてくださいね。
だいぶスペースあけてます
TOPIC No.113
まさにキング of カマキリ。このアウトローなかんじで睨みつけてくるのたまらないですね。かっこいいです。
本種はカマキリの中でも大型種であることは「オオ」の名前からわかることですが、捕食対象はアゲハチョウやセミ、キリギリス、トノサマバッタ、トンボなどの大型昆虫から、時にはアマガエルやトカゲまで捕食し、スズメ等の小型鳥類、ネズミ等の小型哺乳類をも仕留めた記録がある。下剋上だ…!
九州では3月、近畿や関東圏では4月ごろに卵鞘から孵化し活動を始めるそうですが、この際は200匹程の幼虫が前幼虫と言われる形で誕生し、自然下において一つの卵鞘から孵化した幼虫のうち無事に成虫にまで成長できる個体は2、3匹なんだとか。
これが弱肉強食の世界。生き物は常にサバイバル。
ここまで成虫になったコイツは相当強いってことですね。これからも強く生きてほしい。
ルリタテハは、名前の「ルリ(瑠璃)」のとおり、濃い黒褐色の翅の表面に鮮やかな瑠璃色の帯模様が入るのが特徴の蝶です。
この色彩等は雌雄で差はないのですが、雌は翅と青色帯が幅広になる傾向があるそうです。見比べてみたい~!
成虫は力強く羽ばたいて機敏に飛びます。実際この写真も羽休めで止まるまでは、ずっとびゅんびゅん不規則に飛び回っていました。元気なのか縄張りの威嚇なのか定かではありませんが、写真に収められたので良しとしたいです。
秋になってもまだまだいろんな昆虫が必死に生きていました。
これから冬。越冬できる虫もそうでない虫も、どんな過ごし方をしていくのでしょうか。
筆者は冬眠したいですけども…
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さて、明日も頑張っていきます。🐟
本日のハロプロソング ― カントリー・ガールズ「Good Boy Bad Girl」