岩蟹、潮溜まりでいそいそと(イワガニ・スベスベサンゴヤドカリ)
令和3年7月5-7日。
急に暑くなって、皆の体調が追い付かない時期。
地球、もう少しゆっくり暑くしてくれればいいのにな。と
聞いてもくれない文句をついつい毎年言ってしまいます。
梅雨の合間の晴れ空があったので、王の浜にて潮溜まりを見つけて
磯の生き物と戯れてきました!
TOPIC No.178
「イワガニ・スベスベサンゴヤドカリ」
イワガニ
イワガニは、日本だけでなく、朝鮮半島、ハワイ諸島、ガラパゴス諸島、オレゴン州以南の北アメリカ太平洋岸に分布するカニです。
浜辺で見られるカニなので、浜で遊ぶ人たちにとっては割とポピュラーな部類と言えるでしょう。
甲幅は3.5cmほどで、メスよりオスの方が大きいんです。
実際に、王の浜でも体の大小問わずたくさんのイワガニが活動していました。
ご覧のとおり、体は黒緑色の甲羅で、各所に緑褐色の斑点があります。
食性は雑食性で、フナムシや小魚を捕食するが、海藻も食べている姿を見ることができるそうです。
図鑑の情報どおり、フナムシを捕食している姿を偶然捉えることができました。
フナムシはすごくすばしっこいから、そんなのを捕まえるだなんて、イワガニってのは結構な凄腕ハンターなのかもしれない…!
岩陰に隠れるイワガニの近くで耳を澄ませると、アニメーションなどでも描かれるように泡をぶくぶくさせている音が聞こえてきます。
カニはエラ呼吸する生き物なので、陸上では、エラの中に残っている少量の水を使って呼吸します。これによって、入って来た空気がエラの中に残っている水と混ざって泡となり、口の上の出水孔から、ぶくぶくと出てくるってわけなんです。
これがカニの泡ぶくぶくの正体。生き物の生態って面白いですよね!
スベスベサンゴヤドカリ
こちらのヤドカリ、メジャーな部類のサンゴヤドカリの一種で、大きい左のハサミと青い眼が特徴です。だから、英名は”レフトハンデッド・ハーミットクラブ”、またの名を"ブルーアイ・ハーミットクラブ”。
青とオレンジのラインが入るカラーリングが綺麗で魅力的な種類です。
潮溜まりの水際で揺れる小さな貝殻。
はじめは風や水面の動きでゆらゆらしているのかと思っていました。
じっくり見ていると…なんと動き出した!
そうか!こいつはヤドカリか!と思いとっさに岩場の撮影しやすいところへ
持ち上げて移動。(ヤドカリごめんね)
しばらくは防御のために貝殻にこもること約5分。
危険が去ったと思ったのでしょうかまた顔を出して動き出しました。
いやーーーー!超かわいい!!
こんな可愛い動きで動く生き物久々に見ました。
癒しの瞬間ですね。これは是非飼ってみたくなってしまいます!
飼い方、調べてみようかな。
気づけばだいぶ日焼けしていました。全身がヒリヒリします(笑
波打ち際の潮溜まりで、カニやヤドカリと遊んだ一日は楽しかったです。
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さて、明日も頑張っていきます。🐟
本日のハロプロソング ― スマイレージ『ドットビキニ』www.youtube.com