台風、当たるも警戒当たらぬも警戒(大島の台風とハザードマップ・自主防災組織)
令和2年10月10日。
台風14号(チャンホン)が大島付近を移動している最中、昨年の台風15号に甚大な被害をもたらされた島民たちは二の舞を踏むまい、と各々台風への備えを支度しています。
TOPIC No.112
「大島の台風とハザードマップ・自主防災組織」
大島は、上述した昨年の台風15号や、平成15年台風26号により、度々大きな被災をしています。
島の構造上、中心にそびえる三原山があるとはいうものの、周囲の海から吹き込む風や、上から降り注ぐ雨に対ししては遮るものがないため、なす術が全く無い。というのが実態です。
近年、内地においても豪雨災害が頻発する中で、「ハザードマップ」なるものの重要性が見直されてきています。
大島では、そうした災害に見舞われたとしても、人的被害はゼロに抑えるべく、ハザードマップの紙媒体の配布、ホームページでのデータ配信を行っているところです。
また、あわせて地域防災の力を高めることを目的として、「自主防災組織 地域防災連絡会」を開催しています。
こちらの会議を通して、実際に災害が発生したときの自助・共助・公助の体制をしっかりと確認しています。
ーーーーーーーーーーーーーー
今年の台風14号は、島の近辺を通ったものの、幸い勢力は強くなかったため、目立った被害はありませんでした。
しかし、大島では噴火や地震に起因する津波のリスクも抱えています。災害対策への意識を日頃から持つことは大切なのだなと、この記事を書いていて改めて思いました。
ーーーーーーーーーーーーーー
さて、明日も頑張っていきます。🐟