眼鏡、島で唯一の構造の橋(中之橋(眼鏡橋))
令和2年7月23日。
連休初日です。観光客が大勢訪れています。
すれ違う「わ」ナンバーのレンタカー。経済活性と感染拡大、今回の4連休はどちらに転ぶのでしょうか。この複雑な島民感情はいつまで続くのでしょうかね~
さて、今回はちょっと地味かもしれませんが、こちらを紹介します。
TOPIC No.73
「中之橋(眼鏡橋)」
前回の記事で紹介したサクラ株の場所から、三原山方面に進んだところにあるのがこの中之橋です。
まず「中之橋」という名前ですが、こういう理由だそうです。
都立大島自然公園から三原山へ上る道路を作り山腹からの水流れの沢、3か所を橋を以てつなぎ開通し現在に至って居ります。
橋は地名に因んで、上に河内橋、下に川吹橋と名付けられ中央の橋を、中之橋と呼び…
(以下略)
3つある橋の中間だから「中之橋」なんですね。シンプルですが、由来に納得です。
なぜ別名「眼鏡橋」と呼ばれているのかについては、村誌等には由来が記されていないそうです。
推測するに、これは長崎に有名な眼鏡橋があるように、水面に映った橋げたとつながって眼鏡のレンズのように円形に見えるからですよね。きっと沢に水が流れたときにはそのように映ったのでしょう。
川の無い大島ですが橋と呼ばれるものは全島で、大小併せて84あります中でこの橋だけが大島で1か所異なる構造である事から観光資源としての価値を評価しました。
とのことです。橋の構造は島の中でオンリーワンってことなんですね~👓
価値のある建造物が、こうして残っていることはありがたいことです。
残された古い舗装と、「中之橋」の銘板が、訪れた人たちをノスタルジックな気持ちに引き入れてくれます。
今は水が枯れて流れておらず、また道路としても役目を終えてしまっているために、物寂しい印象でしたが、この愛称からは、当時の人々の暮らしに必要な橋として親しまれてきたことが伝わってきました。
さて、明日も頑張っていきます。🐟
本日のハロプロソング ― BEYOOOOONDS「眼鏡の男の子」