路面、赤色の理由それいかに(大島一周道路各所の赤い路面)
令和2年10月2日。
徐々に涼しくなり、ひんやりとして目覚める朝が増えてきました。
そろそろ衣替えでしょうか。(遅いかもしれない
風邪をひかないよう注意しないといけませんね〜
今回は日常でふと気になったものを紹介します。
そこには大島ならではのものが使われているんだとか。
TOPIC No.104
「大島一周道路各所の赤い路面」
大島は火山活動により生まれているので、道路は非常に起伏に富んでいます。
山を切り開いて作った道がほとんどです。
つまり、急勾配の坂、カーブや見通しの悪い十字路といった危険な箇所が点在しているわけです。
その危険なポイントでの安全性を高めるために赤い路面が敷かれています。
これは内地でも見られます。
そんな道路に、大島の場合はアレが含まれているのだとか。
そのアレとは、火山島ならではのもの…「スコリア」です。スコリアとは、玄武岩質の火山の噴火により生じるもので、軽い石ころみたいな形をしています。
(参考:「火山学者に聞いてみよう 噴火現象と噴出物・岩石・鉱物」 http://www.kazan.or.jp/J/QA/topic/topic41.html)
このスコリアを破砕して、滑り止めの役割として含ませているのだと、伊豆大島ジオガイドの知人から聞きました。
火山と共に生きる。あらゆる自然を無駄にせずに活用していく。
島民の御神火魂の片鱗を見た気がしました!