咖喱、本格ルーとナンに舌鼓(カレーハウス吉里吉里)
令和3年6月8日-10日。
まだまだ梅雨入りの情報が来ない関東地方。
今年は遅いようで、まだかまだかと道端の花や木々も恵みの雨を待っているかのようです。
ジメジメして嫌なので、筆者は梅雨来てほしくないんですけどね…
さて、今回は自然の話題ではなく、グルメの話題で。
町はずれにある隠れ家的カレー屋さんの記事です!
TOPIC No.171
「カレーハウス吉里吉里」
赴任した当時から、こんな情報を度々耳にしていました。
「島内に、カレー専門のお店があるんだって。」
「そこは予約しないと行けないお店らしいよ。」
「しかも店の場所が分かりにくくて隠れ家的みたいね。」
「店の名前はたしか…吉里吉里っていうんだ。」
ここまでの情報を周りからいたただきながらも、予約しないと行けないし、店の場所が分からないんじゃ、ちょっと気軽に行きにくいなぁ…なんて思いながら早2年が経過。
もう流石に行かないと任期が終わってしまう!と思い、GWの時期にダメ元で予約。
無事に電話が繋がると店主であるご婦人が出てくださいました。
👵「はい、予約受け付けますから、事前にメニューを電話で教えてくださいね。」
🐟「えっあっじゃあもう一度かけ直します!」
戸惑う筆者。思わず一度電話切りました。(本当すいません)
予約制だから仕込みが必要で、先にオーダーしておておく必要があるわけですね。
御高齢にもかかわらずおひとりで切り盛りされているようですが、予約制のお店=たしかな味という個人的な方程式がありますから、期待大です。
ホームページを拝見し、メニューを確認しました。
初めて訪れるので、ここは少し贅沢に「三種カレーセット」を選択。
また、主食はライスとナンが選べるのですが、島でナンをで出しているお店はおそらくここだけ。貴重なので迷わずナンにしました。
ーーーー当日ーーーー
まずは、店探しから。
下見もしていませんが、だいたいの土地勘で何とかなるはず。
一周道路の裏通りに看板があったのを覚えていたので、そこからアタック。
先ほどの曲がり角に看板がポツンとあるだけでここからは不安との闘いです。
道沿いの民家で、庭仕事をしている住民からはなんだアイツ?というような冷ややかな視線を受けながらも気にせずにまだまだ奥へ。
5分ほど歩いたでしょうか。いよいよ行き止まりかとなったところで、
小さな看板が待ち構えていました。
手作り感満載の「カレーハウス」の文字。
この先に進めばお店はある!不安は安心に変わりました。
\「間違いない(長井秀和)/
無事、到着!!道に迷うと噂があったものの、裏通りからは一本道でした。
肝心なお店はというと、素敵な森のログハウスのよう。
シルバニアファミリーとかに出てくる家みたい。
予約時間も近づいているので、早速入店です。
将来は住んでみたい家にランクインするかのような居心地の良さ。
広々とした空間と数々のインテリア、そして木の温かみに癒されます。
予約時間ちょうどだったので、仕込みも完了しており、着席するとすぐに運ばれてきました。
食前のサラダは、トマト・きゅうり・たまねぎのマリネ。
さっぱりとしていて、ジメジメした時期にはもってこいです。
正直、もうこのサラダの時点から満足です!ここで満足していたらカレー食べたらどうなってしまうんだろうか…
三種のカレーセット 1,700円
(左:ひよこ豆カレー 右:海老カレー 手前:チキンカレー)
うわーーーーー!
最高に上品なカレーたちだーーーー!!!!!
それぞれのカレーの香り、色味、スプーンに器…どれも上品。
手作り&オシャレの極みがここにありました。
さてどれから食べようか…いやぁ悩みます。
最初に連れて行くポケモンをどれにするか悩むくらい悩みます。
ひよこ豆カレー
インド圏では毎日のように食べられるほどメジャーなカレー。
ひよこ豆の食感が良いアクセントになっており、基本的なカレーを味わえる味付けでした。また、お肉が食べられない方は、こちらが断然オススメです。美味しい。
海老カレー
シーフードカレーとは異なり、海老オンリーのカレー。
煮込まれた海老の風味がルーに溶け込んでおり、海老を存分に味わいたい!海を感じたい!そんな方にオススメです。美味しい。
チキンカレー
カレーの中でも最も有名なカレー。王道でありながらも店ごとの味の工夫は無限大。吉里吉里さんのチキンカレーは、濃いめの味付けとなっています。というのも、辛さよりもルーの深みが感じられるような作りであり、チキンもホロホロになるまで煮込まれている最高傑作。個人的に一番オススメしたいです。美味しい。
そしてもう一つの主役、それがこのナン。
ふっくらと大きく一枚焼き上げられていて、芸術品かと思うほど。
ほどよい焼き色と塗られたバターは食欲をそそる香りを放っています。アツアツながらに手でちぎるとそれはもうモッチリふわふわ。外はパリッとしていて、島でもこんな本格的なナンが食べられるのか!と感動してしまいました。
食後に一息つきながら、店主と雑談しました。
どうやら昨日はスイスや中国の方が来店したそうです。
カレーは国境を越えて愛される食べ物なのだなと改めて実感しました。
ゆったり落ち着く店内で、上品かつ本格的なカレーとナンを食べながら舌鼓を打つ。
素敵な時間を過ごすことができました。
以上、予約してでも、皆さんに是非食べに来ていただきたいグルメの紹介でした。
「カレーハウス吉里吉里」さんはコチラ!☆
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さて、明日も頑張っていきます。🐟
本日のハロプロソング ― モーニング娘。『本気で熱いテーマソング』
カレーは明日がうまいんです
(確かにそうね なぜでしょね)