この島の平和を本気で願ってるんだよ!-伊豆大島日記-

食べ物と生き物と自然とハロプロが好きな社会人による伊豆大島暮らしの日常

喫茶、リノベ古民家でゆったりと(HavCafe)

令和3年6月17日-20日

 

梅雨入りしたニュースを聞きつけたのか、梅雨前線が大島にもかかり、

ざぁざぁと雨を降らせていました。

休日ならばそんな雨もお構いなし。家にこもって万事解決。

晴耕雨読と言わんばかりに読書が捗りますね。📚

 

そんな雨でもゆったりとした時を過ごせる新名所を発見したので

紹介します。

 

 

TOPIC No.174

「HavCafe

波浮港と言えば、大島の南部エリアの中でも観光名所とされており、

多くの観光客の方が毎週訪れています。

とはいえ、古き良き町並みがウリのこの地域ですが、空き家がいくつかあり、どこか物寂しげな様子。店も決して多くなく、昔のような活気を取り戻せたらよいのに…と普段から思っていました。

 

そこに今年2月に新装開店したのが、この「HavCafe」さんです。

f:id:kurashiisland:20210628212513j:plain

古い町並みに現れる綺麗な店構え

まさに古民家が立ち並ぶ一角で、元々あった古民家をリノベーション(改装)してオープンしたみたいです。

建築家は井田耕市さん。都内でも人気のカフェやパン屋のデザインを手がけた方のようで、このHavCafeにおいては「古民家風カフェ」というスタイルを見事に体現したデザインとなっています。

 

すでにお客さんが何組かいますが、雨も強い上、カウンターが空いていそうだったので入店。

f:id:kurashiisland:20210628213157j:plain

店内はおちつくモダンなライトアップ。木を基調としており落ち着きます

入口だけで満足することなかれ。店内に入って驚きです。

このモダンなデザイン、


確実に”ワカモノやファミリー層にもウケる…!"

冗談抜きに、波浮港再活性化の起爆剤の一つとなるやもしれません。

 

f:id:kurashiisland:20210628213529j:plain

メニューはシンプル。そこがまた良いですよね。

 

 

 

 

 

 

 

f:id:kurashiisland:20210628213754j:plain

食事は3種類。

そう言えば、遅く起きたからか朝食がまだだったな。

遅めのモーニングとすべく、一番上の

「さくフワ厚切りトーストとドリップコーヒーのセット」を注文。

さてさてどんなものがでてくるのか、パンとコーヒーなんていつぶりでしょう。優雅な時間を過ごせそうな予感です。

 

f:id:kurashiisland:20210628214140j:plain

カウンターの雰囲気 食器も小物もすべてが映えます

待っている時間も退屈ではありませんでした。

カウンターに並べられた食器、瓶、小物や雑貨たち。カフェという空間だからなのか、どれもオシャレに見えます。いや実際オシャレなんですけどね!

 

f:id:kurashiisland:20210628214655j:plain

さくフワ厚切りトーストとドリップコーヒーのセット(トースト) 1,000円

f:id:kurashiisland:20210628214846j:plain

さくフワ厚切りトーストとドリップコーヒーのセット(コーヒー) 1,000円

 

f:id:kurashiisland:20210628214803j:plain

周防大島町のジャム屋さんの良質なジャムもついてきます

10分ほどして運ばれてきました。丁寧にひとつひとつ作り上げているので、

真心がたっぷり詰まっています。

宝石かのようにキラキラとしたメニューたち。

そしてそれぞれが放つ芳醇な香り。

素晴らしいです…!!こんな上質なモーニングセット、食べたことあったでしょうか。

 

f:id:kurashiisland:20210628215609j:plain

こちらのバターホイップ、素材を大島産にこだわっています

大島牛乳から作られた「大島バター」に、元町にある高田製油所さんの椿油を加えてホイップしたものだそうです。

ここまで素材を大島産にこだわって作られたメニュー、そうそうありません。

マスターの信念とこだわりに胸をうたれます。

 

そのお味ですが、非常に濃厚で絶妙な美味しさ!

バターというと重たい印象を抱きがちですが、こちらのバターホイップは、大島牛乳椿油のおかげで軽く、そしてふんわりと仕上がっているのが特徴です。

 

f:id:kurashiisland:20210628220159j:plain

ジャムを乗せていただくもよし

お次は、ジャムを乗せていただきます。

こちらのジャムは大島は大島でも、周防大島産のジャム。

山口県にある周防大島で有名な「瀬戸内ジャムズガーデン」さんのジャムです。

tabelog.com

3月頃に訪れたため、この時の季節のジャムはイチゴでした!

甘酸っぱくとろけるジャムは、いままで食べたジャムの中でも1,2を争うほどの美味しさ。素材や製法が良ければこうも違うか。思わずうなります。

 

また別の時期に訪れれば、違ったジャムを味わうことができるかもしれませんね。

 

f:id:kurashiisland:20210628220650j:plain

ドリップされたコーヒー 深い味わいです

そして最後はセットのドリップコーヒー。

こちらは、マスターの地元、調布は仙川にある「カフェカホンさんから取り寄せた豆を使用しています。カフェカホンさんでは、自ら産地に足を運ぶ徹底ぶり。

そんなお店の選んだコーヒー豆ですから期待が高まります。

cafecajon.info

香りを吸い込み、一口含む瞬間。素人ながらにこの時が贅沢している感じで好きです。

自信を持って提供されているだけあって美味しいです。

爽やかな香りが抜けていき、非常に飲みやすかったです!

コーヒーが苦手な方でも飲めるのではないでしょうか。☕

 

f:id:kurashiisland:20210628222252j:plain

古い品物も並ぶ 小さな資料館みたいです

ゆっくり過ごして満足したところでそろそろお会計。

 

たまたま居合わせた観光客のカップルは「雨で行くところ無くなっちゃいましたけど、ここを偶然見つけた。雨宿りがてら入ってみたらとっても素敵」と嬉しそうな様子。

ほら、やっぱりワカモノはこういうのが好きみたいです。

 

f:id:kurashiisland:20210628221635j:plain

営業日時はこちらのとおり

 

 

営業日時ですが、ご覧のとおり。

観光客の方も訪れることができるよう、土日は開いています。

また、なんで17:30というやや半端な時間なのか聞いたところ、

最寄りバス停の元町港行きが17:39らしく、それに合わせているんだとか。

(※時期によってバスの時刻表は変わることがあります)

少しでもゆっくりと過ごしてほしいという旅好きなマスターの心遣いに感銘を受けました。

 

 

 

大島にできた新名所ともいうべきHavCafeさん。

是非一度いらしてみてはいかがでしょうか。

 

次はここで読書して過ごしてみようかな。

 

ーーーーーーーーーーーーーー

「HavCafe」さんはコチラ!

ーーーーーーーーーーーーーー

さて、明日も頑張っていきます。🐟

 

 

本日のハロプロソング ― モーニング娘。『Loveイノベーション

www.youtube.com

これはリノベーションじゃなくてイノベーションなんですけどね!

たまには言葉遊びもいいかなって