幻滝、雨降って水流れる(シカマガ滝)
令和3年5月21-25日。
気づけば新年度からほぼ2ヶ月が経とうとしています。
3年目の大島生活にも慣れたもので、内地が恋しくてしかたなかった1年目とは大違い。むしろ都会の喧騒を忘れられるこちらの生活の方を好んでいる自分がいます。
今回は、自然のお話。
大島には滝がいくつか滝があるらしいんです。冬よりも風景が色鮮やかで映えるかなと思い、この時期にアタックしてみました。
TOPIC No.167
「シカマガ滝」
今回目指したのは、通称「幻の滝」と呼ばれる名所。
地域の人々も知る人ぞ知る、な場所のようです。
昔は幽霊が出るだとかで村人も近づかない場所だとも言われています(怖い
なんか秘境っぽいところってワクワクしますよね。
まず、何故通称「幻の滝」なの?って話なのですが、
大雨が降った後でないと、水が流れている様子が見られないらしいです。
こうした理由から名付けられているみたいです。
運の良いことに、訪れた日の前日夜には雨が降っていました。
朝には止んでいましたが、午前中ならばまだ滝から雨水が流れ落ちる様子を一目見られるのでは!と思い、さっそく向かうことにしました。
滝へ向かうルートはやや複雑なので、一周道路から向かう道を写真で記録しておきました。これから訪れる方の参考になると幸いです。
無事到着することができました!迷うかと思ったのですが、勘が冴えてましたね!
一発で辿り着いたのは個人的に奇跡(笑
さぁ、ここから滝へ向かうわけですが…
「いやこんなん道じゃないじゃん!!!!」
と一瞬思いますが、よくよく見ると人が往来しているために踏み固められて植物の生えていない部分が道になっています。右と左に行けるみたいです。
とりあえず右へ行ってみました。
祠に近づいてみると上空はスカーーーンっと抜けていて光が差し込んでいました。
そして奥に見えるのが滝。
残念ながら雨の量が足りなかったのか、止んでしまっていたからなのか、この日水は流れていませんでした😢
一方、見つけた祠も何のためにあるのか自身の知識では分からず…
gojinka100.blog27.fc2.com チョモ様、ブログ記事お借りしました。
どうやらこの方のブログ記事によれば、
大島に流刑となるも、修行を続けた”修験道の開祖”とも言われる役小角(えんのおづぬ)という人物にゆかりがあるようです。 今後詳しく調べてみたいと思います。
初めて知りました。大島からも毎晩海を歩いて渡り、富士山へ登っていたとも言い伝えられいるんだとか。昔はえらい不思議な話がたくさんありますよね。
入口に引き返して今度は左の道へ。
すると下に降りられそうなロープを発見しました。
雨で濡れて滑るロープをしっかり握りしめ、いざ滝の下へ。
下へ降りると、またも植物の生えていない地面がむき出しの場所が滝壺の方へと続いています。これはおそらく、雨が降った際に水が流れるルートなのだと思います。
シカマガ滝の下を歩く pic.twitter.com/M6PTQq4Ums
— 大島のおさかなさん (@6UQ70UAOATlcji7) 2021年5月30日
ここからは動画でどうぞ
壮観…これが幻の滝…!
幻の滝の呼び名にふさわしく神々しささえ感じるこの空間。
時代を遥か昔にタイムスリップしたかのような景色がそこにありました!
周りにある険しい岩肌や足元に生えているシダ植物がその雰囲気をさらに強めてくれていました。今の時期に行ってみて正解でした。
欲を言えば、水が流れていれば完璧だったなぁと。
こうなったら雨の日にも行くしかないですね。
もうすぐ梅雨入りでしょうし、大雨の日に行ってみたいです。
ーーーーーーーーーーーーーー
「シカマガ滝」はコチラ!☆
ーーーーーーーーーーーーーー
さて、明日も頑張っていきます。🐟
本日のハロプロソング ― 真野恵里菜『世界はサマー・パーティー』
イグアスの滝をすべりおりたあと
マチュピチュで鳥の歌を聞きましょう って歌詞。
平和でとっても好きです