この島の平和を本気で願ってるんだよ!-伊豆大島日記-

食べ物と生き物と自然とハロプロが好きな社会人による伊豆大島暮らしの日常

展望、穴場のハイキングコース(大宮沢広場)

令和3年5月7-10日。

 

友人の結婚式に出席し、初めての「乾杯の挨拶」とやらを任されました。

 

まぁそりゃかなり緊張しましたが、なんとか成功。

新郎(友人)のお父様からは、「私自信教員をしており、教え子の結婚式など数々の式に出席してきましたが、3本の指に入るほどの素晴らしい挨拶でした」とのお褒めの言葉をいただきました…!(嬉しい)

結婚式に出席すること自体は増えてくる年齢ですが、挨拶なんてのはもっと年配になってからだと思っていたのですが、選んでいただけることがまず光栄なことですよね。

こんなご時世だからこそ、より一層、友人との付き合いを大切にしていきたいです。

 

さて、前回の記事に続き、大宮沢を散策してきたので紹介します!

 

TOPIC No.161

「大宮沢広場

 

 

 大宮沢溶岩導流堤とは異なり、画像右上にある道。

山に向かって伸びていますが、こちらも何故存在するのかわからない道。

この道が何なのかを知るために歩いてみることにしました!

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大宮橋と垂直に伸びる道 気になる

 

 この道に行くには、大宮橋の端まで行き、横道から入っていくことになります。

 

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大宮橋(野増地区側)の横道から(Google Mapより)

 

車止めがあるのでここから先は徒歩。ここに車を停めてスタートです。

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車止めがある

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スタート地点の標識「第1展望広場 500m」

横道に入れば、ご覧のとおり大宮橋を斜め下から眺めるかたちに。

スタート地点には標識があり、第1展望広場の案内。

展望広場…?そうかこの道は展望広場までの道だったんですねー。

登り坂になっているのは、高台まで登って展望ができるようにしているからなのでしょうか。

 

今の服装はサンダル半袖短パン、帽子も無ければ水も無し。

絶対行っちゃいけないだろという身なりではありますが、500mだから行ける!

と根拠のない自信に突き動かされ、進み始めました。

 

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舗装はされているので登りやすい

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三原山を横から眺める


今のところ、これといったものは特に何も無く(失礼)、ただ登るだけみたいです。

とはいえ、タイワンリスがひょこっと出てきたり、クマバチがブンブン飛び回っていたりと、少し童話の主人公になった気分になれました。これはこれで悪くない。

 

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東屋だ!!!ゴールだ!!

登り続けて10分ほどでしょうか。急に開けた場所になり、綺麗な東屋と整備された緑地が現れました。

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東屋でちょっと休憩

この日は少々暑い日だったので、日陰で休憩。風が気持ちいいです。

奥には海が見えてすっきりした気分になれます。

 

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大宮沢広場という名称らしい

と、ここで案内図を発見。

どうやらここは「大宮沢広場」と呼ぶらしいです。

かなり綺麗に整備されているので、もっと有名になったらいいのに!凄い穴場じゃないか!と感心していたところ、筆者は大変なことに気づいてしまいます。

ここは大宮沢広場・第1展望広場。

そう、この先には…「第2展望広場」「第3展望広場」があるということ。

 

えっ嘘 この先まだあるんか!

自分で登り始めたくせに、またもや愚痴をこぼしながら第2展望広場を目指すことにしました。

 

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林道(野増線)にも行ける

どうやらこの途中からは野増の林道にも行ける様子。今度行ってみよう。

 

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まっすぐな登り坂が続く

スマホのカメラに指がかかっているのに気がつかないくらいには疲れてます。

第2展望広場まではほぼまっすぐな道でした。

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第2展望広場に到着 

展望広場と言えども、ここは周りが高い木々に囲まれており、山や町を展望することはできませんでした。残念。

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ただ木が生い茂る

徐々に木々が高くなり、真昼間と言えども、ちょっと怖くなってきたので、散策のお供を拾いました。

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ひっしゃ は オオバヤシャブシを てにいれた !▽

オオバヤシャブシは大島でも有名な樹木のひとつ。

3月に咲く花には雌雄があって、雄花は長さ4~5センチの穂状で、葉の付け根から垂れ下がる。雌花は長さ2センチ程度の楕円形で、斜め上を向いて咲く。雄花よりも枝先に近いところに咲くのが特徴だそう。

ちなみに画像のは雌花が実になったものです。

花の後にできる実は秋にかけて成熟していくそうで、種はタンニンを多く含んでいることから、染料として使われることもあるみたいです。

 

さぁ、お供を片手に持ち、気分を切り替え第3展望広場へ向かいます!

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ここから林の道を進む

油断していたトカゲやカナヘビたちが、人の気配や足音に気づき、落ち葉の下へ猛ダッシュして隠れていきました。びっくりさせてごめんね!

 

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上から毛虫落ちてこないよね

キョンのフンや毛虫が落ちていて、いよいよ人が滅多に通らない場所まで来てしまったんだなと思いながら、まだ先を目指します。

第3展望台までのラストスパートはかなりの傾斜で、心拍数が急上昇しました。

この時ちょっと脱水気味だったし、まずかったかも。

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この先か!

道の傾斜が緩くなりはじめたところ、先には柵のような人工物が見えました。

とうとう到着か!期待が高まります。

 

そして…

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第3展望広場までは40m

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ここを登ればついに

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第3展望広場に到着!踏破!

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三原山を見ることができる

右側の木々が高いですが、やはり第3展望広場まで登ってくると三原山に近く、そして高低差も無くなっていることが分かります。結構な高さ登ってきたんだなぁと実感しました。実際、先ほど見た標識には、「都道 1.3km」と書いてあったので、最低でも1.3kmは登っていたんですね。

 

 

休憩もほどほどに、踏破した満足感に浸りながら、さっそく折り返して下ります。

その時、展望広場の本当の意味に気づきました!

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第3展望広場からの眺め 展望広場の本当の意味に気づいた!

そう、これ後ろを振り返って見るものなんですね!富士山も見える!🗻

徐々に近づいていく三原山を見るのに必死で後ろは一切見ていなかったので、

非常に感動しました!

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第1展望広場からは元町の町並みと元町港、海が見える

第1展望広場まで戻ってきたときにも、また一つ感動が待っていました!

ここからは元町の町並みと元町港が見えます。

普段暮らしている町並みをこうして上から眺めると、なんというかこう、ノスタルジックな気分になります。この瞬間が心地良いです。

 

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ネコいた

都道まで出て、車に乗ろうとしたところ、ネコに遭遇。

「おかえり!」って言ってくれていたら嬉しいなと思いながら、家まで車を走らせるのでした。

 

ガイドブックにも乗っていないような穴場のハイキングコース、

是非行ってみてください!

 

「大宮沢広場」への道はこの横道からスタートします!

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さて、明日も頑張っていきます。🐟

 

 

本日のハロプロソング ― Buono!『雑草のうた』

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