難破、海に命散る者ら祀って(ナンバガミ)
令和3年2月14日。
今日は浮き足立つバレンタインデーと感じていたのはいつの日か。
高校くらいまでかなぁなんて懐かしく思い出します。
それが今では気遣いでお菓子持ってきたり、そのお返しをしたりと、これまた社会人ってのは大変なもんだなと感じます。
さて話は180°変わって史跡の話。
チョコレートとは全然関係ないです。
TOPIC No.152
「ナンバガミ」
大島一周道路沿い、南部地域へ向かうエリアにこの史跡はあります。
よく通行するこの道で、気になっていたのがこの看板。
「ナンバガミ」
なにそれ…???目にしたことのないワードの羅列ってのは関心の反面、恐怖心も抱いてしまうものです。
鬱蒼とした木々に覆われた石段の先には何があるのか…
説明看板も無かったので、ここで個人的解釈。
ナンバガミとは、おそらく難破した者を供養する場、またはそうならないよう見守るために祀る神のことだと考えます。(解釈違いでしたらすみません。)
この海域(大島の南側)は航行が難しく、島外船や、差木地、波浮港地域の船の難破が非常に多かったのでは?と推測できます。
悲しい話ですが、昔は船体や航海機器の製造技術、さらには天気予報の精度だって十分で無かったものですから、そりゃあ当然に海上で難破することはあったでしょう。
登りきると鳥居が見えてきました。
もしかして神社なのかな…?
鳥居のすぐ奥は行き止まり。
ただ、小さい祠のようなものがありました。
今でもこうして御供物が置かれているあたり、地域の方々には大切にされている場所なのだと実感しました。
いつもならば、ただただ通り過ぎてしまう場所で
島ならではの史跡に触れることができてよかったなと思います。
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ナンバガミ はコチラ!☆
地図には出てこないので、一周道路沿いの小さな看板を目印に!
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さて、明日も頑張っていきます。🐟
ハロヲタはバレンタインデーと言ったらこの曲を聴きたくなるんです🍫
きっかのカバーもまた違ったアレンジで良い🍫