静林、苔生す参道と木立の中で(波治加麻神社~探索編~)
令和2年11月11日。
冷え込んだかと思えば、日中は暑いなと感じる日もまだまだ続いていて、
なんとも体温調節が難しい時期です。
どうか風邪だけはひかないようにしたいです。
前回の記事に続いて、波治加麻神社のお話。
TOPIC No.116-2
「波治加麻神社~探索編~」
鳥居をくぐって神社を参拝します。
どんな光景なのでしょうか。
さて、参道はどこかな…
えっ…
待ってください??
これもしかして…もしかすると
これが参道ですか…????
石畳で舗装されているものを想像していたもんだから頭の中はさながら
Xファイルのテーマソングが流れている状態。
全国には、こういう自然派(?)な神社の方が多いのだろう、と自身を納得させつつ進みます。
いや、でも、自然そのままを生かしているのは素敵ですよね。
変に人工的でないからこその温かみや神々しさが、伝わってきます。
そして、両側にまっすぐとのびるのは杉の木。等間隔でとても綺麗です。
当日は曇りでしたが、晴れの日だときっと木漏れ日が心地良く、また神秘的なのだろうなと、想像を掻き立てられます。
(筆者は、曇りならではの薄暗さが醸し出す重厚な雰囲気も好きですよ!)
そう考えると、四季、天候で、見え方が変わる神社って、信仰の対象として見つつ、ひとつの景観としても成立しているんですよね。
道がでこぼこに、ゴツゴツになってきました。それでも参道は参道。
苔が生すほどの歴史を感じながら、まだまだ奥へと進んでみます。
草木の生えていないところを参道と認識して進んでいたのですが、
社殿を見つける前に、地面は草だらけに。やばい道に迷うピンチか!?
…と思ったその先に
ありました☺
思わず安堵の息がもれます。
いよいよ社殿へとお参り。
その前に手水を、と思ったのですが、ご覧のとおり。
柄杓が折れてるんです。あっ無理だ。と判断したので
罰当たり覚悟で、そのままお参りします。(汚い口と手のままごめんなさい)
次男らしいとも言うべきか、長男の祀られる大宮神社よりも社殿は小さく、控えめな印象。それでも、屋根の作り、基礎部分、そして中心にある本坪鈴が、神社たらしめていいます。
お参りをし、離れる前にもう一度振り返って写真を一枚。
ここまでくると木の生え方もやや無造作ですが、それがかえって歴史の深さを感じさせてくれるので、これはこれで雰囲気があって良いなと思いました。
次は晴れているときに来てみようかな。
いや雨の日もいいかも。
なんて考えながら神社を後にしました。
残すところ、母親の祀られる「波布比咩命神社」のみ。
大島生成伝説の勉強はまだまだ続きます。
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「波治加麻神社」はコチラ!☆
※Googleマップ上の漢字表記は「波知加麻神社」ですが同じ場所です。
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さて、明日も頑張っていきます。🐟