吉谷、噴火は神の仕業?(吉谷神社)
令和2年8月17日。
お盆休みが終わり、いつもどおりの平日がやってきました。
更新が滞りましたが、一応生きています。
今日の記事では、またひとつ神社を紹介します。⛩
TOPIC No.92
「吉谷神社」
元町地区にある「吉谷神社」。
読みは”よしたに”…ではなく、”よしや”です。
郵便局や役場のある、メインロードからほど近い場所にあります。
ご覧のとおり、案内版が出ていました。
案内版の矢印に従って路地裏に進むと、
鳥居が現れました。一本道が違うだけで雰囲気変わりますね。
この神社はどんな神社なのでしょうか。
例のごとく、説明看板を読んでみます。
吉谷神社
「吉谷神社の正月祭」で奉納される「神子舞」は、七ツ祝を終えた十歳ぐらいの男児が女装をし、右手に鈴、左手に白幣を持って舞うもので、昭和三十三年東京都無形民俗文化財として、指定されている。
祭神は大山祗命、三原大明神である。三原山が燃えて、夜空を赤くそめる光景は美しく、神秘的でさえある。しかし火山が一度活動を始めると、溶岩が遠近に飛び、岩漿が流れて、総てのものを焼きつくす、人力の如何ともし為し得ない天変地異は古来、屡々島民を著しく畏怖(いふ)せしめた。人々は之を神業として受けとめ、吉谷の地に神殿を建立して、拝所としたのが本神社の濫觴(らんしょう)である。
この神社所蔵の木像「観世音菩薩」は平安後期の作で、他の六体の木像および「天文二十一年薬師供養法木札」とともに東京都有形文化財に指定されている。
昔からよくある、天災を神の仕業だと恐れ、神様を祀る。という流れですね。
祭神の「大山祗命(おおやまつみのみこと)」は山を司る神様だそうです。
一方、「三原大明神」とは、おそらくではありますが、イコール「阿治古命(あじこのみこと)」。歴史の流れからするに、もともと阿治古命の祀られた神社が噴火によって遷座したため、三原大明神として別に祀られることになった。つまり同一の神様であると思われます。
いずれにしても、大島のシンボルである御神火三原山に対して拝礼をするための神社と言えるでしょう。
説明が少々長くなりましたが、あとは景色の写真をざっと載せておきます。
わ!見返してみたらなんだかちょっと神々しい写真になってますね。
社殿にもお参りしてきました。
さほど広くはない神社ですが、この社殿の奥にそびえるのが、三原山。
よくよく考えると、参拝時に向く方向が自然と山の方向になっているんですよね。
神社の建立に当たっては、基礎的なことらしいですが、改めて気づくと興味深い話だなと思わされます。
最初の説明看板にもありましたが、正月祭があるみたいですね。
あと4ヶ月ほどで新年ですが、その頃にはお祭りができますかね~?
上記のリンクの説明によれば、
以前は毎年行われていた祭礼も現在は祭礼担当の役員で実施するかどうかを協議して決めている。
とあるので、今回はやらないのかなぁ…
もし開催するのであれば行ってみたいと思います。
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さて、明日も頑張っていきます。🐟
本日のハロプロソング ― Berryz工房「本気ボンバー!」