この島の平和を本気で願ってるんだよ!-伊豆大島日記-

食べ物と生き物と自然とハロプロが好きな社会人による伊豆大島暮らしの日常

力士、武を極めし者(力士 大嶌傳吉の碑)

令和2年7月28日。

 

雨降る日、週の前半なのに「なんか頑張れないな」

そんな日もありますよね。

そういう日は、いつも車の中で大声で歌って解消してます。

 

 

TOPIC No.76

「力士 大嶌傳吉の碑」

前回の記事で紹介した「龍王神社」のふもとにあるのが、この碑です。

かと言って龍王神社に関連するものではありません。

 

力士だった大嶌傳吉(おおしまでんきち)さんという方の碑だそうです。

岡田地区(旧岡田村)に縁のある人物の功績を称えて設置されたものだと思われます。

 

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なんてダイナミックな碑!

早速説明看板を見つけたので読んでみると…

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説明看板

「力士 大嶌傳吉の碑」

 傳吉は姓を島田といい、当地「旧岡田村」の出身。明治初期の相撲界には「関取」と「力士」があり、「関取」は今と同じで土俵上で勝負を競い、力技を観衆の前で披露するのは「力士」と呼ばれ番付もありました。傳吉はその力技を見せる力士で、江戸に出てその力技を生かし相撲巡業にも一緒に帯同して各地でその力自慢を披露しました。

 傳吉の怪力ぶりを伝える逸話はいくつか残されており、当時の関取の高砂浦五郎阿武松緑之助が二人がかりでも動かすことのできなかった大きな石を、傳吉一人で楽々と動かしてしまったと伝えられています。明治23年8月5日に44歳の若さで岡田村で亡くなっています。戒名は「大島院無双力傳居士 力物 島田傳吉」。

 碑の脇にある卵型の自然石はいわゆる力石で、勇鑑石 嶌田傳吉擔(かつぐ)」と刻まれており、重さ七百五十キロと伝わっています。傳吉はこの力石を一人で高々と差し上げたと言われています。明治期、力石を持ち上げる行為は一般青年の大人への通過儀礼として各地で行われており、全国の力自慢達は差し上げた石にその証として自分の名前や石の重量、縁起の良い銘などを刻んで神社や寺に奉納しました。この「勇鑑石」以外にも都内や近県に傅吉の名前が刻まれた力石が幾つか残されています。

 碑の揮毫は、第二代内閣総理大臣 黒田清隆によるもので、碑の裏面の賛同者の筆頭には、幕末に最後の剣豪と言われた榊原健吉の名もあり、傅吉の交友の広さから当時多くの賛同を得て建てられたものと思われます。

 

グラップラー刃牙とかケンガンアシュラに出てきそうなアビリティの持ち主…!

750kgを、高々と、差し上げる…?これぞ怪力と言わずしてなんと言うか。

相当なパワーですよね。どれくらいの背丈だったんでしょうか。きっと大柄だったのでしょう。

戒名もその力強さを語り継ぐかのような名前。”無双”、”力物”。ゴツイ…💪

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右の石が750kgの「勇鑑石」

この石の他にも名前が刻まれた石が各地にあるというからその凄さが何倍にも感じられます。まさに伝説ですよね。

三浦半島の三崎港の海南神社には境内右側の大イチョウの脇に3つの力石がある。最も大きい石には萬代石と彫られ、右脇に豆州(ずしゅう)大島岡田邑(むら)嶋田傳吉持之(これをもつ)と刻まれている。 (東京都教育委員会HPより引用)

www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp

内地に巡業に赴いた際に、三浦半島なども回ったのでしょうね~かっこいいぜ…

 

最後にも畳みかけるように彼の偉大さを物語る記述が見られます。

まず、内閣総理大臣 黒田清隆の揮毫ということ。内閣総理大臣から認められていたということ。今でいうと白鵬関とかそのクラスでしょうね。

また、剣術家の榊原健吉が碑の建設に賛同していたということ。

彼は、最後の剣客と呼ばれた人物で、稽古では180cm・11kgの棒を2000回振ったとされ、腕回りが55cmあったそうです。また、将軍徳川家茂大老井伊直弼の前でも試合を行ったとされる、彼もまた偉大な人物だったわけです。

相撲と剣術。ルールは違えど同じ「武」の道を歩む者同士、通じるものがあったのだろうと、勝手ながら熱い友情を思い浮かべるばかりです。

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「力士 大嶌傳吉の碑」はコチラ!

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さて、明日も頑張っていきます。🐟

 

 

本日のハロプロソング ― こぶしファクトリー「ドスコイ!ケンキョにダイタン」

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