共生、植物と人と生活と(大島に咲く花ーホタルブクロ・ハマゴウー)
令和2年7月20日。
週明けの月曜日。
今週末は、カレンダーどおりに働いている方々にとって、
失われたGWを取り戻す絶好の機会。…と言えども例の「Go Toなんとやら」も東京は除外。
皆さんどう過ごすのでしょうか。
こういうとき、遠出しなくても完結可能な趣味があると良いですよね!
今日は夏のお花を新たに見つけたので2つ紹介。
TOPIC No.70
「大島に咲く花ーホタルブクロ・ハマゴウー」
花と言えば、春というイメージが強いです。
ただ、この時期、周囲を見て散策していると、
「あれ?この花って前咲いていたっけ?」と気づくことがあります。
夏に花を咲かせる植物も多いんですね🌻
ホタルブクロ
ホタルブクロは、アジア地域原産の植物だそうです。
初夏から夏の前半(7月末頃が終わり)にかけて咲き、
写真のとおり、釣り鐘形で袋のようなの花が特徴的です!
白だけでなく、他には紫ホタルブクロや青花ホタルブクロと呼ばれる
「サラストロ」、「ケントベル」といった名前の品種があるそうです。
おしゃれな名前をしている…貴族っぽい。
花名の由来は諸説あるようで、
・蛍をこの花の中に入れて光らせて遊んだことから
・ホタル=提灯(火垂る)のことであり、形から連想して名付けられたから
などが有力でしょうか。どちらにしても日本的な命名センスで趣がありますね~
ハマゴウ
ハマゴウは、海岸の砂地に群生することが多い植物。
茎は地面を這い、砂に埋もれて伸びるそうです。たくましい!
夏から初秋にかけて(8- 9月)にかけて咲き、芳香のある小さな花が特徴。
果実は球形の核果で、10月に結実して水に浮き海流に流される。
(だからアジア圏だけでなく、オーストラリアでも分布が!流れ着いたのかな?)
採集した果実を天日干し乾燥したものは、蔓荊子(まんけいし)と呼ばれる生薬になります。つまり漢方。
疏散風熱、清頭目、止痛などの効能があり、感冒(かぜ)や頭痛、関節痛、眼の充血、かすみ目などに用いられるんだとか。
煮詰めたエキスを飲んだり、浴用剤として風呂に浮かべたり、症状に応じた活用方法があるそうです。
ちなみに葉も、蔓荊葉(まんけいよう)と呼ばれ、昔から虫よけやお香として使用されてきたとのことで、こちらも便利なシロモノですね。
小さい植物なのに素晴らしいパワーを秘めている!
調べれば調べるほど感激しました。
”植物と人とが互いに寄り添って生きてきた” ことを改めて実感しました。
まだまだ夏の植物、見つけていきたいです!
さて、明日も頑張っていきます。🐟
本日のハロプロソング ― ジュリン「ほたる祭りの日」