浜宮、大漁・安全航海を祈願せん(浜宮大明神(野増))
令和2年7月18日。
出張も終わり、また大島にとんぼ返りです。
前年までは出張が終われば少々内地でリフレッシュしようと思うものですが、
やはり感染確認者数が増えていることが頭の片隅にあるため、慎重にできるだけ人と触れ合わない過ごし方を考えてしまいます。
今回の出張を振り返ると、手洗いやアルコール消毒は念入りにするものの、うがいをしていないことに気づきました。
コップを持ち歩いていないのと、マスクをしているからという理由で心の底では大丈夫と思ってしまっているのか、意外と「うがいをしない」んですよね。
内地にはショッピングモールや駅など、そこには公衆トイレがだいたいフロアに設置されているものです。ちょっと考えなくちゃなぁ…
反省です。まだまだ気を付けていかないといけませんね!
今回は、歴史のお話。
TOPIC No.68
「浜宮大明神(野増)」
野増を車で通っているとき、一周道路沿いから見えたこちらの鳥居。
住宅が立ち並ぶエリアに、突然間に現れるこの鳥居。
その鳥居には「浜宮大明神」の文字。
おや、ここはなんだと思い、お決まりの説明看板を探し、ネット検索もしました。
残念ながら、説明も無く、ネットでは検索ヒットせず。
ただ、おそらく関連する神社が元町にあることが判明。
元町にある「吉谷神社(よしやじんじゃ)」を紹介するこちらのサイトに以下のような記述を発見。
昭和45年(1970)現社殿は完成し翌年には復興大祭も行われた。境内社として「浜宮龍王神」、飛地境内社として「薬師堂」「愛宕神社」「不動堂」がある。「浜宮龍王神」は地元では「浜宮さま」の敬称で親しまれている。祭神は不詳だが、大漁を祈願し、航海の安全を祈るために祀られたものである。創立年月も不詳である。
つまり、元町の吉谷神社にも浜宮龍王神(吉谷神社では大明神ではなく龍王神とされているようです)が祀られており、
今回見つけた野増の浜宮大明神は分社ということでしょうか?
分社かどうかは明らかにすることはできませんでしたが、
この”浜宮さま”が、大漁や安全航海を祈願するために祀られている神様であると、知ることができただけでも嬉しいです。
4月の当初に紹介した野増漁港が近くに位置していますし、関連性も十分にあると言えそうです!
ネットなどで取り上げられないほどの小さな神社でも、こうして地元の方々から必要とされ、寄り添い続けていることが分かりました。
神道の精霊信仰にはじまった守護神信仰は今日も大切に守られてきているのだなと実感した日なのでした。
さて、明日も頑張っていきます。🐟
本日のハロプロソング ― 矢島舞美、中島早貴、高木紗友希(Juice=Juice)、岡田万里奈(LoVendoЯ)、岸本ゆめの(つばきファクトリー)「恋する!さかなヘン」