石花、大器晩成型の素養(テングサ干しの風景)
令和2年6月10日。
水曜日です。東京アラートが発動中の東京都内。
この先どうなっていくのでしょうか。
ステップ3になって商業活動が盛んになるのは大いに結構なのですが、
それに伴う感染リスクの増加とどう向き合うのかが心配ですよね。
島にいるとはいえ、警戒はしていきたいです。
皆さんも気を付けて。
TOPIC No.48
「テングサ干しの風景」
伊豆大島の風物詩の一つとも言える、テングサ干しの風景を紹介。
(またの名を石花菜)
元の生えている姿は想像できなくとも、
寒天や心太の原料と言えばなんとなく加工後のイメージは伝わるでしょうか。
紅藻類に分類されるとおり、赤紫色をしています。
収穫から加工までの過程はこんなかんじ。
海底で摘み取る
↓
陸に揚げる
↓
水にさらし、天日乾燥させる 👈ここを紹介しています
※4、5回繰り返す
↓
退色してくると白色になってくるので、それを乾燥させたものを利用する。
テングサ干しの風景とはどんなものなのか、こんなかんじです!
圧巻ですよね。たまたま通りかかった地域は、少ししか干していませんでしたが、
きっと別の海沿いに行けばたくさん干している風景が見られると思います^^
ちょっと寄って接写してみました。
だいぶ色が抜けてきている様子ですね。
まさに”大器晩成型なんだから まあ気長に頑張りなさい”ってとこでしょうか!
何回も干されて、出荷されるときを静かに待つテングサたちです。
地域の知り合いは、「今年はテングサ少ないね」と話していました。
海洋環境も変化してきているので、今後の収穫量はどうなるのか…
不安ではありますが、このテングサ干しの風景が、この先の時代も地域の産業の一つとしてずっと続くといいですね。
さて、明日も頑張っていきます。🐟