魚探、フィッシングギャンブラー(伊豆大島で釣れる魚 ―カサゴ・ネンブツダイ―)
令和2年5月21日。
一気に空気が冷えました。台風の低気圧はどこに行ってしまったんでしょうか。
運動しても汗をかきにくい程良い気温なので、過ごしやすいのでありがたいんですけどね!
釣り好きな人々は魚を釣ることへの情熱が半端でありません。
さながらギャンブラーですね。
今回はこの時期伊豆大島で釣れる魚を何本かに分けて紹介します!
🐟🐟🐟🐟🐟
TOPIC No.35-1
出典:ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑 様 https://www.zukan-bouz.com/
釣ったら喜ばれる、美味な魚です!
カサゴって呼び方はどうやら東京あたりだけだそうです。全国区だと思っていました。
ちなみに伊豆大島だと、静岡地域での呼び方がそのまま使われていることもあります。
島の中だと、波浮港で釣ったと知り合いから報告がありました。ただ、他の方の釣果情報を眺めていると、岡田港や元町港でも釣れているようです。
北部・西部・南部ってもうほとんどの海沿いで釣れるってことか。
個体の大きさとしては平均15~20cmといったところかと思います。
近年個体数が減少しているようなので、小さいのはリリースせんといかんですね。
見てくださいよこれ。釣った知り合いが譲ってくれました。
てんぷらにしたのですが、身がふっくらでジューシーなんですよ!こんなふわふわした身のてんぷら、なかなか食べられませんね~ いやぁ人気なわけだ…
ネンブツダイ(キンギョ)
出典:ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑 様 https://www.zukan-bouz.com/
なんでネンブツダイ?とはじめ思ったのですが、由来のヒントは産卵にありました。
雌が卵を産むのは普通のことですが、その卵を孵化するまで雄が口で咥えるんです!
口内保育(=マウスブルーディング)する上で必要な、空気を送る動作をします。口をパクパクするその様子が、まるで念仏を唱えている様子に見えるから。」ということらしいです。
体の色味がキンギョに似ていることから、別名キンギョと呼ばれるようです。
まぁそれはさておいて、この魚は島の中ならどこでも釣れます。
正直、釣れてもうーん…と思われてしまうちょいと嫌われ者です。なんたって口が大きいので、狙っている魚よりも先に針を飲み込んじゃうんですよね。しかも群れで泳いでいるので、ネンブツダイばっかり釣れるじゃないか!!お前じゃない!ってこともしばしば。
そうはいっても、食べることはできるので、出汁にしたり、すり身にしたりと各地方で食べられている魚です。釣った知り合いは「食べずに家で飼うわ。」と言っていましたけどね。それもありか。
魚にも釣果として好まれる魚、嫌われる魚、いろいろいますけども、マナーを守ることと、命を大切にすることを意識して釣りをしないといけませんね~
さて、明日も頑張っていきます。🐟