舟想、名残りありて(残された船の操舵室ー第六高雄丸ー)
令和2年4月28日。
GWの足音が聞こえてくる。けれどもしかし、
どうしてか気持ちが浮かないんですよね。
きっと、島から出られないからなのかもしれません。
今日はこんなものを見つけたのでアップしてみようと思います。
TOPIC No.22
「残された船の操舵室ー第六高雄丸ー」
こちらの操舵室、以前紹介した野増漁港の近くに置かれています。
町のHPや島の資料にも載っていないため、きっと、遺構ではなく、近くにお住まいの漁師さんの古い漁船跡なのでしょう。真相が気になるところではありますが、今は住民があまり出歩いていらっしゃらないので、質問はできませんでした。
ただ、なんと言いましょうか、ミステリアスで良いですよね。こういうの。
筆者が小学生時代にプレイした「ポケットモンスター ルビー・サファイア」のストーリーにおいても「すてられぶね」なるマップが存在していました。
そうした個人的な記憶から、勝手ながら歴史的なものとして認識しようとしているのかもしれませんね。
少し話はそれますが、100年程経てば、付喪神になったりするのでしょうかね?
『付喪神絵巻』物語の冒頭に「陰陽雑記に云ふ。 器物百年を経て、化して精霊を得てより、人の心を誑かす、これを付喪神と号すと云へり」
なんてことが謳われていますし。
昔ながらのものの名残に想いを馳せる。それもノスタルジックで良いなと思う筆者でした。
さて、明日も頑張っていきます。🐟